075-353-2700
〒600-8415 京都府京都市下京区松原通烏丸東入ル上ル因幡堂町728-2
診療時間/午前9:00~12:00 午後17:00~20:00(エキゾチック動物は受付18:30まで) 休診日:木曜・日曜午後・祝日午後
死亡する事も…チューリップが猫に危険な理由
「猫がチューリップによって中毒死」
少し前にこんなニュースがありました。部屋の中に飾っていたチューリップを猫が誤ってかじってしまったことにより、腎臓機能が低下する腎不全となり、手を尽くしましたが、結果的に急性腎障害から離脱出来ず、飼い主様と相談し最終的には安楽死という悲しい選択をすることになったというものです。
チューリップがそれほどまでに、死に至るまでの進行が早い危険な植物だという事実を改めて認識して欲しい、今回は猫とそんな危険な植物についてです。
「猫にとってユリ科の植物に触れるのは死を意味しています」
葉や花を食べるだけではなく、花粉や花瓶の水を舐めることすら中毒症状を引き起こす原因となります。そんなユリ科の植物であるチューリップを口にしたら、以下の症状を引き起こします。
など、どれも死に至るような重篤な症状を引き起こします。特にチューリップの球根は猫に中毒症状を引き起こす成分が多く含まれているため細心の注意を払う必要があります。
また、チューリップを口にしたことに気付き、すぐに動物病院に連れて行ったとしても手遅れな場合が多く、ほとんどの場合、急性腎不全で亡くなってしまいます。
なので、例え葉っぱ1枚でも何としても身体に吸収される前に取り除きたいです。
このような恐ろしい症状を引き起こさない為にも、猫が触れられるような範囲にはチューリップを置かないようにし、かじらなくても花粉がつかないようにしましょう。愛猫の命を守るためにも事前の対策が重要です。
チューリップ以外にも猫にとって危険な植物はたくさん存在します。その他の猫にとって危険な有毒植物をご紹介します。絶対に食べさせないように注意しましょう。
・ユリ科
今回ご紹介したチューリップと同じユリ科の植物はとても身近な植物です。誰かから花束をもらった時、ユリ科の植物が入っていることも珍しくはありません。ユリ科の植物はチューリップでもご紹介した通り、命を脅かし、死亡事故も多い植物なので、必ず注意しましょう。
・ネギ類
ネギ類は犬や猫にとって大変危険な植物として有名なのでご存知の方も多いと思います。症状としては歩行困難、嘔吐、下痢などが現れ、最終的には死に至る可能性もあります。
・ナス科
知らない人も多いのですが、ナス科の植物は猫にとって有害な場合が多いです。家庭菜園でトマトなどを育てている人は要注意。熟したトマトに害はありませんが、芽や葉っぱを口にすると嘔吐、血便、腹痛、呼吸困難、痙攣などの症状を引き起こします。中には心筋梗塞に繋がる場合もあります。そのような危険があるため、猫の触れられるような場所でナス科の植物を育てるのは辞めましょう。
私たちの身近にある植物、チューリップは猫にとってはとても危険で死に至る植物であるということを認識しましょう。チューリップだけではなく、一部の植物には猫にとって有毒で危険な場合がたくさんあります。
愛猫が危険な状態になる前に、部屋の中など身近な場所に植物を置くときは猫に有毒ではないか調べましょう。
またチューリップなどをどうしても飾りたいと思うならば、猫が決して触れられるような場所で楽しむようにして下さい。
22/03/26
TOP
「猫がチューリップによって中毒死」
少し前にこんなニュースがありました。部屋の中に飾っていたチューリップを猫が誤ってかじってしまったことにより、腎臓機能が低下する腎不全となり、手を尽くしましたが、結果的に急性腎障害から離脱出来ず、飼い主様と相談し最終的には安楽死という悲しい選択をすることになったというものです。
チューリップがそれほどまでに、死に至るまでの進行が早い危険な植物だという事実を改めて認識して欲しい、今回は猫とそんな危険な植物についてです。
猫がチューリップで中毒を起こす理由
「猫にとってユリ科の植物に触れるのは死を意味しています」
葉や花を食べるだけではなく、花粉や花瓶の水を舐めることすら中毒症状を引き起こす原因となります。そんなユリ科の植物であるチューリップを口にしたら、以下の症状を引き起こします。
など、どれも死に至るような重篤な症状を引き起こします。特にチューリップの球根は猫に中毒症状を引き起こす成分が多く含まれているため細心の注意を払う必要があります。
また、チューリップを口にしたことに気付き、すぐに動物病院に連れて行ったとしても手遅れな場合が多く、ほとんどの場合、急性腎不全で亡くなってしまいます。
なので、例え葉っぱ1枚でも何としても身体に吸収される前に取り除きたいです。
このような恐ろしい症状を引き起こさない為にも、猫が触れられるような範囲にはチューリップを置かないようにし、かじらなくても花粉がつかないようにしましょう。愛猫の命を守るためにも事前の対策が重要です。
チューリップ以外にも猫にとって危険な植物
チューリップ以外にも猫にとって危険な植物はたくさん存在します。その他の猫にとって危険な有毒植物をご紹介します。絶対に食べさせないように注意しましょう。
・ユリ科
今回ご紹介したチューリップと同じユリ科の植物はとても身近な植物です。誰かから花束をもらった時、ユリ科の植物が入っていることも珍しくはありません。ユリ科の植物はチューリップでもご紹介した通り、命を脅かし、死亡事故も多い植物なので、必ず注意しましょう。
・ネギ類
ネギ類は犬や猫にとって大変危険な植物として有名なのでご存知の方も多いと思います。症状としては歩行困難、嘔吐、下痢などが現れ、最終的には死に至る可能性もあります。
・ナス科
知らない人も多いのですが、ナス科の植物は猫にとって有害な場合が多いです。家庭菜園でトマトなどを育てている人は要注意。熟したトマトに害はありませんが、芽や葉っぱを口にすると嘔吐、血便、腹痛、呼吸困難、痙攣などの症状を引き起こします。中には心筋梗塞に繋がる場合もあります。そのような危険があるため、猫の触れられるような場所でナス科の植物を育てるのは辞めましょう。
まとめ
私たちの身近にある植物、チューリップは猫にとってはとても危険で死に至る植物であるということを認識しましょう。チューリップだけではなく、一部の植物には猫にとって有毒で危険な場合がたくさんあります。
愛猫が危険な状態になる前に、部屋の中など身近な場所に植物を置くときは猫に有毒ではないか調べましょう。
またチューリップなどをどうしても飾りたいと思うならば、猫が決して触れられるような場所で楽しむようにして下さい。
電話番号 075-353-2700
住所 〒600-8415 京都府京都市下京区松原通烏丸東入上ル因幡堂町728-2
診療時間 午前9:00~12:00 午後17:00~20:00
休診日 木曜・日曜午後・祝日午後